血糖値ってなんなの?

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健康診断の血液検査でGLUやHgA1C、GAなどの表記を見た事がないでしょうか?
これらは血液中にどれくらい血糖が含まれているか、その値を調べた検査結果になります。
血糖とは血液に含まれるブドウ糖のことで、血中にどれくらいブドウ糖が含まれているかを表しているのが血糖値です。
血糖値は健康な人であればホルモンの働きで、体内では70〜130mg/dLほどに保たれています。

糖とついているので甘いものに関係していそうですが、甘いものだけでなく普通に食事を摂っただけでも変化します。ブドウ糖はケーキやお菓子などの甘いものや飲料水などに含まれているのものだけでなく、ご飯やパン、小麦粉、はちみつや果物、栄養補助食品などにも含まれています。
さらに血糖値は食事だけでなく疲労やストレスを感じている時や体調が悪い時、運動時、飲酒・喫煙、妊娠、手術後などにも変化がみられます。
血糖値の正常値は空腹時で80〜110mg/dL未満、食後でも140mg/dL未満と考えられています。

血糖値が高い状態が継続する場合は糖尿病だけでなく膵臓疾患、肝疾患、内分泌疾患、中枢神経疾患、代謝性疾患などが疑われます。低い場合は腎不全や心不全、ショック症状、下垂体・副腎・甲状腺等の機能不全、肝疾患、イリノーマなどが疑われます。また糖尿病のインスリン治療薬の副作用で低血糖状態に陥ることもあります。
病気が疑われる場合は他の様々な検査を行ってから診断があります。血糖値が正常値でないからといって全ての人が病気であるとは言えませんが、きちんと検査を行ったほうが良いでしょう。

血糖値が高すぎたり低すぎると何かしらの病気が疑われてしまうのですが、血中にあるブドウ糖は筋肉などを正常に動かすために使用されているため、全く摂取しないことはできません。特に脳はブドウ糖のみをエネルギーとして使用するため、生活するうえで欠かせないものとなっています。生活習慣の改善は大切ですが、きちんと検査・診断後に保健師さんなどと相談しながら進めたほうがより適切に改善することができるでしょう。